眼圧検査と眼底検査

眼圧検査と眼底検査

 

 

眼圧検査は緑内障、網膜剥離、脈絡剥離等の発見を目的とした検査方法です。眼球の中の房水と呼ばれる栄養素を運ぶ水分量のバランスによって眼圧が一定に保たれています。このバランスが崩れてしまうと眼圧の数値が上下し目の疾患に繋がります。目に少量の空気を当てへこみ具合を調べて、眼球が球体に戻る様子を観察し柔らかさを調べます。

 

目の眼圧は簡単に言うと目の硬さのことです。眼圧が高いと目が硬い、低いと柔らかいということになります。標準的な眼圧は10〜20mmHgで、眼圧が高いと緑内障、低いと網膜剥離の疑いがあります。眼底検査は瞳孔の奥にある眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査です。緑内障が疑われる人には有効的な検査方法です。

 

実は眼底検査は目の病気だけでなく動脈硬化の進み具合も分かります。眼底には脳へと繋がる視神経の入り口がありますので、脳の病気の診断にも役立ちます。勤務先で受ける健康診断では眼圧検査はしません。しかし眼底検査をきちんと受ける企業はあります。眼底検査を受けることで動脈硬化などの生活習慣病を早期発見することが出来るからです。健康寿命を延ばすという方針のもとで眼底検査は行われるのです。

 

そしてもう一つ。一般に眼圧が高い人は緑内障になりやすいと言われますが、眼圧が高くなくても正常眼圧緑内障と診断される人がいます。眼圧だけ見たら異常はないのですが、眼底検査では明らかに異常であると診断されます。眼圧検査だけでは正常眼圧緑内障の診断は出来ないということになりますので眼底検査をする人が多いのです。

 

健康診断で眼底検査は個人負担になる企業もあるようですが、個人負担でもやるべき検査だと思います。健康診断で検査をする機会がない人は眼科での検査をおすすめします。